はじめに

刑事事件による裁判の進め方やポイントを熟知しており、個人の方からのご依頼が最も多い案件の1つですので力を入れております。

当事務所では、札幌オフィスの代表である中村が元検察官であり、検察側からみた刑事事件の捜査の方法、裁判手続の進め方やポイントを熟知しているため、弁護人側からみれば、相手のやり方を誰よりも熟知しているということになります。その強みを生かし、当法人全体として刑事事件には力を入れております。

刑事事件は、日常生活においては決して馴染みのあるものではなく、ほとんどの方は一生関わりません。しかし、だからこそご自身やご家族の方が関わってしまった場合には大きな不安を抱えることとなりますし、民事事件と比較して手続のスピードも速いので、何をすれば良いか分からないままパニックに陥ってしまうことがあります。刑事事件に関与してしまった場合には、一人で抱え込むことなく、早期に弁護士にご相談いただき、少しでも不安を解消していただければと存じます。

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情状弁護

刑事事件と言えば、テレビドラマや映画等の影響で、無実の方の潔白を証明する(否認事件)イメージが強いと思います。しかし、実際はほとんどの刑事事件は、罪を犯してしまったことを自らが認めているケース(自白事件)です。このような事件では、被疑者・被告人は、自身が罪を認めて反省していることを示すことで、刑の減軽を求めることが主な弁護活動になります。これを情状弁護と言います。

情状弁護は具体的には、被害者の方への被害弁償・示談交渉、謝罪文や反省文の作成、薬物依存のケースであれば依存症克服のための努力(通院や更生施設での活動等)、裁判における情状証人の尋問(両親等が被告人の今後の監督を誓約する)、被疑者・被告人の人格形成の過程に立ち帰り犯行に及んだ原因を探り、再犯防止策を考える等があります。

具体的な事件の下で、どのような情状弁護が効果的なのか、経済状況等に照らしどのような手段がとれるのか等を考えながら最善の弁護活動を尽くして参ります。

特に、当事務所では、被疑者・被告人が真に更生できるかどうかに大きなウエイトを置いており、反省が上辺だけのものだと思料される場合には、時にはかなり厳しい指導を行う等して、被疑者・被告人に対し自らが犯した罪や被害者の方と心から向き合ってもらうようにしております。

そのため、当事務所では、刑事事件の弁護活動期間という短い期間にとらわれることなく、被疑者・被告人が真に更生できるまでの長期的な視点での刑事弁護を志しております。被疑者・被告人のご家族で、被疑者・被告人の真の更生を望まれている方は是非ご相談下さい。

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否認事件の弁護

否認事件とは、被疑者・被告人が罪を認めていない事件を言います。事実を捏造されて、また、自白を強要される等して無実の罪を負わされようとしている場合には、弁護人は、その無罪を証明するための弁護活動を行います。

検察官は、被疑者の有罪につき余程自信がない限り起訴しませんので、一度起訴された否認事件において、無罪を勝ち取ることは極めて難しいことです。そのため、否認事件では、まず捜査段階において検察官に絶対に有罪になるとの自信を抱かせないこと、少しでも無罪の可能性もあるとの心証を抱かせることが重要になります。検察官は、無罪の可能性がある場合には、通常は起訴することはないからです。

そこで、弁護人としては、被疑者が取り調べにおいて毅然とした態度で臨めるように、事実と異なる供述を誘導されたりしないように、頻繁に被疑者と接見し、被疑者が正しい供述を行うことができるような環境作りに努めます。また、身柄を拘束された被疑者は大きな不安を抱えており、その弱みに付け込まれることがないように、被疑者の精神面での不安の解消に努めます。

また、起訴されたケースでは、被疑者・被告人の供述、第三者の証言、その他の証拠を精査し、検察官の立証の穴(各供述の矛盾点や立証の弱い点等)を見つけ、突いていきます。証言であれば見間違いや思い込みの可能性は十分にありますし、物証であってもその証拠が必ずしも犯行を確定させる証拠になるとは限りませんので、被告人におかれましては、簡単に諦めることなく無罪獲得を信じて刑事裁判を戦っていくことが重要になります。

少年事件

少年事件は、犯罪行為を扱うという点では成人の刑事事件と同じですが、後者を処罰することよりも、非行に及んだ少年の今後をどうするかという点が重視されます。

当事務所では、学校問題を専門分野の1つとして取り扱っており、日頃から生徒・保護者及び学校と交渉する機会が多いため、そこで培ったノウハウを少年事件における活動にも生かしております。具体的には、非行に及んだ少年の人間関係に対するフォローです。周りの悪い友達と付き合わないようにする等といった上辺だけのフォローではなく、非行に及んだ少年は、その後学校に戻る場合等に必ず気まずい思いをするはずですが、そこを乗り越えることができるかどうかを保護者や学校とともに慎重に見極めていきます。

また、少年事件は、成人の刑事事件よりも絶対数が少ないせいか、インターネット等で手続に関する情報を得にくいため、その点を意識し、できるだけ丁寧に手続を説明することを心掛けております。

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犯罪類型毎のポイント解説

全てを掲載することは不可能であり、あくまで代表的な犯罪類型について、かつ自白事件を念頭に置いたワンポイント解説です。具体的な情状立証の手法や証拠収集ノウハウ、否認事件の弁護手法等はホームページでは公表できませんので、詳細は、弁護士にお問い合わせください。

<一般刑法犯>
公務執行妨害罪 放火 住居侵入
偽造罪 公然わいせつ 強制わいせつ、強姦
賭博 贈収賄  殺人
暴行・傷害 業務上過失致死傷 保護責任者遺棄致死罪
逮捕監禁罪 脅迫・強要・恐喝 略取・誘拐
名誉毀損 窃盗 強盗、強盗致傷、強盗殺人
詐欺 業務上横領、背任 盗品等に関する罪
器物損壊罪

<特別法>
覚せい罪取締法違反等の薬物犯罪
貸金業の規制等に関する法律違反、出資法違反
公職選挙法違反
児童買春、児童ポルノ、児童福祉法違反等
出入国管理及び難民認定法違反
銃刀法違反
廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反
売春防止法違反、風営法違反
暴力行為等処罰に関する法律違反

刑事事件Q&A

Q 夫が突然逮捕されてしまいました。なぜ逮捕されたのか、罪を犯したのかも分からず、これからどうなっていくのかも分からず不安です。どうすればよいでしょうか?

Q 娘が窃盗罪で逮捕・勾留されました。娘は犯行を否認しているのですが、同じ前科が何度もあり、おそらく今回もやっていると思っています。私としては、素直に罪を認めて、自分の病気(私は娘はクレプトマニアだと思っています。)と向き合ってほしいのですが、何とかならないでしょうか?

Q 夫が、無実の痴漢の罪に問われています。どうしたら良いでしょうか?

料金表

自白事件(犯行を認めているケース)

着手金 15~30万円(税別)
※被害弁償・示談交渉など被害者との交渉の要否や難易度、その他第三者や施設との協議や折衝を要するか、保釈請求をするか等諸要素を考慮の上決定いたします。

報酬金 15~30万円(税別)
※保釈成功時の報酬は、よほど困難な保釈が許可された場合や数度の請求が必要になった例外的場合等を除いて、原則不要。

※上記料金体系は、通常の自白事件を想定しており、否認事件あるいは自白事件であっても、特殊かつ緻密な証拠収集・立証活動や頻繁の接見が要求される負担の大きい情状弁護事件(裁判員裁判対象事件、贈収賄、背任、公職選挙法・独禁法・証券取引法違反等)、毎日の接見が必要な事案、再逮捕が繰り返される事案、更生のために特別の工夫や労力を要する事案等については、十分な時間を確保して最大限の成果を挙げるべく、特別な費用設定(通常は上限で50万円程度)が必要になってくる場合がありますので、別途にご相談させてください。

否認事件(無罪を争うケース)

着手金 50~100万円(税別)
※事件の重大性、裁判員裁判対象事件かどうか、社会的影響の大きさ(マスコミ対応の有無)、証拠収集や立証活動に要する労力等、諸要素を考慮して決定いたします。

報酬金 30~200万円(税別)
※無罪を勝ち取れたかどうか、刑が軽減されたかどうか等の諸要素を考慮して決定いたします。

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